月別アーカイブ: 2014年5月

「自然食の裏側」出版のご案内

 

 かねてより執筆中でした「自然食の裏側」1404円税込(かんき出版)がようやく62日(月)に出版させていただけるようになりました。

 私は本のタイトルは「買ってもいいのか自然食」を希望したのですが、出版社の希望で「自然食の裏側」になり、サブタイトルに「買ってもいいの 有機・無添加・天然」が入ることになりました。

 この本を書いた目的は、自然食の裏側を暴露することではありません。正しい情報を知らないと迷惑する人達がたくさんいるのです。有機食品や無添加食品はすべて無農薬、無添加と信じ込んでアレルギーや過敏症の症状が強くなることがあります。真実を知っていただき、改善のきっかけになれば幸いだと思います。

 

はじめにの内容

「農薬や食品添加物などの使用で食の安全性が問題になっている中、「自然食」や「有機食品」を求める傾向になっています。「有機食品」の表示があったり、「自然食」であれば「農薬や添加物が使われていないから安心」と、一般の食品と比べて少々値段が高くても購入する人も多いでしょう。「有機食品」は有機認証制度があり、これに認証されてはじめて「有機」「オーガニック」といった表示が可能となります。しかし、有機認証を受けた農産物や加工食品がすべて無農薬・無化学肥料・無添加なのかというと、それは違います。実は一部の化学合成の農薬や化学肥料や食品添加物が認められているのです。

『買ってはいけない』(共著・1997年・金曜日)という本を出版したあと、「買ってはいけないものはわかったので、今度は買ってもいいものの本を書いてほしい」 といった要望がたくさんの方々からありました。しかし、世間的には“買ってもいい”と思われている有機食品や発酵食品などの自然食の中には疑問のあるものが多く、詳しい調査や研究が必要だったためすぐには書けませんでした。今回じっくりと時間をかけて調査・研究し、執筆にこぎつけました。ここに書いたことは、私が今現在知っている限りの事実です。読み進めていくうちに愕然とするかもしれません。皆さんが安全・安心と思って日々口にしていた「自然食」や「有機食品」の裏側には、恐るべき事実が隠されていたのです。しかも、私たち消費者がとれる対策は限られているのが現状です。「洗えば大丈夫」とか「この食べ物を食べると解毒効果がある」ということはありません。私たちがとれる行動は、安全な生産者を選ぶことです。私が「自然食」や「有機食品」について疑問を持ち本格的に調べ始めたきっかけは、有機認証制度が始まった当初、化学物質過敏症の人から「有機認証の野菜を食べたら、農薬を使った一般の野菜を食べたときと同じような過敏反応が出たことがありました」と言われて驚き、そこで「有機肥料にも有害な物質が使われているのではないか」と疑問を持ち、調査・研究を始めたのです。

本書では、こうした自然食や有機食品の疑問だけでなく、サプリメントなどの健康食品や自然派生活用品などの疑問についても触れています。そして、最終章でおいしくて安全性にこだわった「こだわりの逸品」を紹介しました。ここで紹介している食品は、可能な限り原材料や製造工程を情報公開しています。生産者たちは「お客さんに安全な食品を提供したい」との思いで、安全な原材料を使い、手間と時間をかけてじっくり丁寧に作っています。値段は少し高めですが、これだけ手間をかけているのですから、高いというより適正価格です。ごく微量の有害物質を摂取してもアレルギー反応や体調不良を起こす人がいる一方で、ごく微量では発症しない人たちもいます。しかし、それは単に症状が出ないだけで、長年摂取し続けることで身体には有害物質が確実に蓄積されていきます。やがてはアレルギーや体調不良を起こしたり、ガンを発症したり、ひいては心にも悪影響を及ぼす可能性があると私は考えています。このように、どんな人にも有害物質を摂取し続けることは危険なことです。少しでも減らすように心がけることが大切です。値段も高いですし、今日からいっぺんにすべてを切り替えることは難しいですが、少しずつできる限りおいしく楽しく安全な食生活を心がけましょう。本書が、皆さんの健康に少しでもお役に立てたら、これにまさる喜びはありません。」

 

 

目次

第1章/「有機」は無農薬・無添加ではない!

 「有機」と言っても認められている農薬や化学肥料がある / 「有機肥料」にも有害性がある / 農作物の「種」の問題 / 症状が出ないから大丈夫というわけではない / 「窒素肥料」を使う弊害 / 「虫食いだから安全」「ミミズがいるから安全」とは言えない / 栽培の違いによるキュウリの腐敗実験 / 「自然栽培」と「有機栽培」は似て非なるもの / 「自然栽培」は決して特殊な農法ではない! / 「有機」に認められている食品添加物 / 「栽培履歴」の情報公開もすべき

第2章/「無農薬」「無添加」「天然」は本当に安全なのか?

 「農薬基準値」は安全値ではない / 「残留農薬ゼロ」表示のカラクリ / 農薬に添加物が使われている / 食品添加物に添加物が使われている / 無添加でも添加物が使われている / 天然添加物にも化学物質が使われている / 添加物の原料に「遺伝子組み換え作物」が使われることがある / 「化学調味料」は味の偽装だ! / 「酵母エキス」「タンパク加水分解物」の実態 / 「濃縮還元100%ジュース」は濃縮果汁を水で薄めたもの / 「天然魚」は大丈夫か? / 「養殖海苔」の酸処理剤は海の農薬 / 「寒天」の製造に硫酸が使われている / ミツバチのエサに着色した砂糖が使われることがある / 「ハム・ソーセージ」に使われている添加物 / 「牛乳は無添加だから安全」とは言えない / 「有機エキストラバージンオリーブオイル」でも安心できない / 「日本酒」に使われている表示義務のない添加物 / 「ワイン」の原材料と添加物の問題 / 「ワイン」の酸化防止剤の表示問題

第3章/「発酵食品」の危ない発酵菌

 ハイテク操作された発酵菌で作られた発酵食品 / 「有機」もほとんどが純粋培養した菌を使用している / 「天然菌」と「純粋培養菌」はどう違うのか? / 目的以外の有害物質が生み出される危険性 / 「遺伝子組み換え作物」と「遺伝子操作作物」の違いとは? / 「遺伝子操作作物」には表示義務がない! / 種麹の増量剤に遺伝子組み換え作物が使われることがある

第4章/「健康食品」のあきれた裏側

 サプリメントのビタミンCは身体に吸収されにくく、排泄されやすい / カルシウムを多く採っても骨は丈夫にならない / コラーゲンで肌は潤わない / 抗酸化サプリが強くなると解毒力が弱まる / 「自然食」は薬ではない! / 「玄米食」で病気は治らない / 玄米は白米より残留農薬が多い / 発芽玄米のジベレリンが危ない! / 有機農法玄米は放射能濃度が高いことがある / 「免疫力が強ければ病気にならない」とは言えない / 風邪は万病の予防 / 免疫力を正確に測定することなど不可能 / 恐るべき漢方薬! / 「アンチエイジング」で老化防止はできない / 「代替医療」で病気は治らない! / 「正当医学」と「商売医学」 / 科学的根拠と感性

第5章/「自然派生活用品」が危ない!

 「浄水器」で塩素は除去できない! / 「自然派洗剤」でも合成洗剤がある / 「自然派化粧品」のホルモン様作用成分の危険性 / 「電子レンジ」の有害性 / 「食器」と「ラップ」の危険性 / 「天然繊維」に使われている化学物質

第6章/本物が食べたい!「こだわりの逸品」はこれだ!

 「マルカワみそ」の天然麹味噌/ 「かつおの天ぱく」の本枯節/ 「奥井海生堂」の蔵囲昆布/ 「北海道良水」のミネラルウォーター/ 「ヤマムロ」の無酸処理の海苔/ 「アルムリーノ」「タルマーリー」の天然酵母パン/ 「フクダ」の天然わら納豆/ 「中洞牧場」「玉名牧場」の乳製品/ 「江本農産」の自然栽培ジュース/ 「ファーマーズジャパン」のハム・ソーセージ/ 「アサクラ」の自然栽培オリーブオイル/ 「ミック」のメイプルヌーヴォー/ 「クリスタル」の自然栽培コーヒー/ 「寺田本家」の天然酒/ 「世嬉の一酒造」の天然酵母ビール/ 「はら山」の和菓子/ 「精華堂あられ総本舗」のあられ

 

 

 

だし教室のご案内

福井県敦賀市の奥井海生堂に見学に行った時、年代ものの天日干し天然利尻昆布の蔵囲昆布だけを使った昆布だしを飲ませていただきました。これは今まで味わったことのないような美味しさでした。
私は蔵囲の昆布をいただいて帰り、家に帰ってさっそく昆布だしをとってみましたが、同じような美味しいだしが出ません。やり方が悪いのかと何回か挑戦してみましたが、旨味が薄く美味しくできませんでした。当日使った昆布とは違う昆布をいただいたのかと確認してみましたが、全く同じ昆布でした。
もしかして水の硬度の違いかと思い調べてみると、奥井海生堂のある敦賀の水の硬度は約40でした。私の家では丹沢の湧水を使っていますが、その硬度は約80でした。そこで、硬度が約20のミネラルウォーターを使うと美味しくできました。
蔵囲昆布の成分を調査したデータによると、蔵囲していない1年物の昆布にはないうまみ成分が検出された、とのことです。何らかの発酵菌が作用してうまみ成分を醸し出しているようです。しかし、どういう発酵菌かを同定することは出来なかったようです。
蔵囲の年数が1年2年と多くなればなるほど味も香りも増してきますから、発酵菌が働いていると思われます。
削り節には「かつお節削り節」と「かつお削り節」があります。「かつお節削り節」は、カビ付けをしたかつお節の本枯節を削ったもの、「かつお削り節」は、カビ付けをしていないかつお節の裸節を削ったものです。
そもそも本枯節は少ないのですが、さらに天然菌を使った本枯節はまれにしかありません。ほとんどが安定して便利に使える純粋培養したかつお節菌を使っています。
三重県志摩市の「かつおの天ぱく」では今まで純粋培養菌は一度も使ったことはなく、創業以来、室に生息している天然菌だけで作っています。

内容
1、蔵囲昆布の成り立ち 2、利尻昆布と羅臼昆布の違い 3、蔵囲昆布を水の硬度の違う軟水で取っただしと硬水で取っただしの味の違いを味わっていただきます。4、軟水で取った蔵囲昆布と羅臼昆布の味の違いを味わっていただきます。5、だしを取った後の昆布のレシピと試食 6、鰹節削り節と鰹削り節の違い 7、鰹節菌の天然菌と純粋培養菌の違い 8、天然菌の本枯節のだしの試飲 9、だしを取った後の鰹節のレシピと試食 10、粉末昆布と粉末鰹節の試食

日時:5月18日(日)
午後2時30分から5時まで。進行状況により最大延長5時30分まで。
受講料:5000円(税込)
定員:10名
会場:みかくや
〒252-0813 神奈川県藤沢市亀井野282-1
電話:0466-53-7534
最寄駅は小田急線六会日大前徒歩7分
問い合わせ先: TEL 070-5462-2018 
メール:omb-mm@mxg.mesh.ne.jp
講師:三好基晴 三好純子
参加を希望される方はお名前と携帯番号(緊急連絡のため)を明記の上、お申し込みください。
※ お昼の12時30分からの特別ランチ(2500円税込)予約も受け付けますので、ご希望の方はお申し込みください。

ご来店されるお客様へ

当店へご来店されるお客様へ、地図だけだとわかりづらいとのご意見があり店舗の外観を掲載します。

みかくや 外観1      みかくや 外観2

 

国道467号線「六会」交差点を用田方面へ曲がって70mくらい進んだところからの外観です。

 

ちなみに、店内はこんな感じのカウンターです。

みかくや 内観

ご不明な点がございましたら、mikakuya0@gmail.comへご連絡下さい。